試験方式 - 成績処理


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試験方式 マークシートと筆記試験に対応

試験方式はその解答方法により、マークシートによるものと、記述式によるものに大別されます。それぞれ、採点方法がまったく異なりますが、ディーシーアイでは両方に対応できる体制と設備を備えています。

マークシート方式

マークシート方式でのテスト・試験は主に受験者数が多く、限られた時間内に採点を行わなければならない場合に採用される方法です。日本におけるマークシート方式による最大の試験は年に1回行われる大学入試センターによるセンター試験で、毎年約55万人の受験生が受験します。

○マークシート方式の利点

マークシートによる試験は以下のような様々な利点があり、塾、予備校でも学力試験、模擬試験でマークシート方式が多く採用されています。

利点1:採点処理が早い
事前に正解・配点情報を登録しておけば、あとは答案をOMR(光学式マークリーダー)で読取り、解答情報を採点システムにより電算処理するため、迅速な採点処理が可能です。

利点2:採点間違いがない
採点は電算処理により行いますので、ヒューマンエラーの介在する余地がなく、採点エラーが発生する可能性は極めて少なくなります。 また、ディーシーアイではOMRの読取においてダブルリードベリファイ方式(2回読み照合確認方式→詳細はこちら)を採用。ごく稀に発生する機械の読み取りエラーについてもチェックを行っています。

利点3:統計データ化が容易
設問別の解答状況が自動的にデータ化されるため、受験生の学力分析、統計分析などに容易に利用できます。

○実施に当たって

マークシート方式により試験を行う場合、以下のような留意しなければならないポイントがあります。

留意点1:解答は基本的に選択式
マークシート方式では解答は所定のマーク番号を鉛筆で塗る(マークする)ことによって行うため、当然ながら問題は選択式解答とする必要があります。但し、例外として数学では+、-、±、0~9、a、b、cなどのマーク欄を用意し、たとえば「-2a」という解答に対し「-」「2」「a」の順にマークさせるという方法もあります。
選択式は択一解答方式以外に複数選択方式も採用可能です。



留意点2:問題数の制限
マークシートは汎用タイプのものもありますが、通常は専用のものを設計、印刷するケースがほとんどです。扱いやすさの点からA4サイズが多く採用されます。選択肢を0~9の10肢設けた場合、片面印刷で100問、両面印刷で200問程度がマークシート1枚で可能な最大問題数となります。これ以上の場合はマークシートを2枚にするなどの対応が必要となります。

留意点3:受験番号が必要
OMRは文字を認識しないため(※)、氏名とは別に個人を特定するための受験番号が必要となります。受験生全員にあらかじめ受験番号を付与し、その番号を解答用紙となるマークシートの受験番号欄にマークしてもらう必要があります。学籍番号、会員番号などがある場合は受験番号に代えて使用することも可能ですが、チェックディジットが付与されていないとごく稀に他人と混同する事故が発生する可能性もあるので注意が必要です。(→詳細はチェックディジットについてを参照ください。)
※文字認識技術を利用したOCRもありますが、誤認識率がOMRと比べて格段に高く、さらに手書き文字が対象となると「試験」という誤認識が許容されない分野では現実的ではなく、弊社ではお勧めしていません。

留意点4:マークシートの準備
留意点2でご説明したように、通常は専用のマークシートを製作して使用します。塾、予備校によってロゴや試験名を入れる以外に、受験番号の桁数も異なりますので、汎用タイプのものでは対応できないことがほとんどだからです。従って、事前に試験の内容、問題数、解答選択肢数と記号の種類、受験番号の桁数などの与条件に合ったマークシートを作成しておく必要があります。与条件確定後、マークシートの設計→版下確認→印刷→納品までの期間として通常約1ヶ月、最短で3週間程度が必要となります。

記述解答式のテスト、試験では採点官が採点した結果(点数)をパンチ入力した上で成績表や統計表作成のための集計処理を行います。従ってマークシート方式のように採点処理のための事前の準備は不要ですが、採点、集計のための時間が必要となります。

○集計の流れ

採点・集計の流れは以下のようになります。

○パンチ入力ミス防止について

記述式においてはパンチ入力がパンチャーによるため、ヒューマンエラーが少なからず発生します。ディーシーアイではパンチ入力を2回打ちによるベリファイ方式(異なる二人のパンチャーによるパンチ結果を比べて入力エラーを発見する方法)を採用していますが、それでも入力ミスが発生することがあります。
そこで、エラー率をさらにゼロに近づけるために、採点官による答案用紙への合計点の記載をお願いしています。設問毎の点数に加え合計点も同時にパンチ入力した上で、設問毎の合計点を電算処理し、その結果をパンチ入力された合計点と照合します。照合結果が異なる場合は、採点官の合計計算が誤っているか、パンチ入力に間違いがあるかのどちらかとなるので、こうしたケースが発見された場合は、答案用紙の原本を確認しどこに誤りがあるかを確認する作業を行います。これにより、点数にかかわるヒューマンエラーを最小限にすることが可能です。

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