OMRマークセンス - 成績処理


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マークシート読取り:OMRマークセンス処理

ダブルリード ベリファイ方式

-読み取りエラーを修正-
マークシートを読み取る機械をOMR(Optical Mark Reader=光学式マーク読取装置)といいます。鉛筆などでマークされた箇所を光学的に読み取る機械で、読み取った結果はデータとして保管されます。
マークシートはOMRに反応しない特殊なインクにより印刷されたものを使い、マークは通常HB程度の濃さの鉛筆の使用を前提としています。
精密機械であり、通常のマーク状態であれば読み取りエラーはほとんど発生しません。しかし、マークが極端にうすかったり、消しゴムでの消し方が充分でなかったりと、マーク自体が適切でない答案の場合、読み取り結果がぶれる場合がごく稀にではありますが発生します。
当社ではこうしたケースに対応するため、マークシートは必ず2回読み込み(ダブルリード)を行い、1回目と2回目の読み込みデータをコンピューターにより照合(ベリファイ)します。1回目と2回目の読み取り結果が異なる答案については原本を確認し、人間の目による判断を行います。

受験番号マークエラー処理

受験生が自分の受験番号を塗り間違える「受験番号のマークエラー」は必ず発生するエラーです。発生率は受験生の集団により異なりますが、高校生レベルで2%前後、社会人で1%弱が一般的な割合です。(受験番号の桁数によっても異なります。)
ディーシーアイでは模擬試験における「受験番号のマークエラー」は必ず救済します。受験番号マークエラーは名簿との照合、チェックディジット、番号の重複チェックなど様々な方法により発見が可能です。こうしたエラーが発見された場合は原本確認の上、正しい受験番号に修正の上、成績処理を行います。また、マークシート原本にはマークエラーであることを記載して返却することで、受験生の注意を喚起します。本番の試験では、必ずしもこうした救済が行われず、受験番号を塗り間違えるという些細な不注意のために大事な試験を落とすことにもなりかねないからです。

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